台風が相次ぎ、各地で大きな被害が発生しております。
お亡くなりになられた方々のご冥福と、被害にあわれた皆さまへ心よりお見舞い申し上げます。

最近、毎年のように○年に一度の災害が起きている用に感じます。
今回のような災害が起きた場合、できるだけ被害に遭わないようにするには、水・食糧や避難グッズなどの日頃の備えはもちろん大事ですが、ご自分が住んでいるのはどのような地域かを把握し、災害時にどのような被害が想定されるかを理解して、被災した際に適切に行動できるような心構えが大切だと思います。
各自治体が発行しているハザードマップは、洪水や浸水、地震などが発生した場合、想定最大規模の被害をシミュレーションして作られています。今回の台風で氾濫した長野県の千曲川周辺も、ハザードマップ上で浸水想定区域に指定されている場所でした。

※国土交通省北陸地方整備局千曲川河川事務所HPより
千曲川の浸水想定区域図(想定最大規模降雨)

※国土地理院による10/13午後1時時点での浸水想定図
(上の図の赤丸のあたりが今回の浸水部分であることがわかります)

各自治体の「推定最大規模」の説明には、1000年に一度の確率というような表現がされているマップが多いです。確かにマップ通りのすべての指定区域で一度に災害が発生するのは1000年に一度とかの低確率かもしれませんが、今回のように一部が深刻な被害に遭うことがあります。不動産売買にあたっては、ハザードマップ上で該当する地域が必ず被災するというわけではなく、指定されてない地域が被災することもあったりもしますので、購入する方が生活上の利便性を検討する時に(リスクを十分説明した上で)ハザードマップをどれだけ気にするか、ということもありますが・・・災害対策においては、○年に一度なんていう確率論は忘れて、指定区域、もしくはその周辺というのは災害が発生しやすい場所として捉えておく必要があると思います。